そろそろ衣替えをしなければ….
でも、夏に大活躍したTシャツだって、大好きなスウェットスカートだって、これからの季節、そして本格的に寒くなる冬でも着れるし….そんな事をつぶやきながら、クロゼットの整理をはじめました。
結果は….季節感なしのクロゼットに。
コーディネートに季節感がなくなった昨今は、自由な発想でカラー&柄、素材+小物アクセサリーをミックスできます。真冬でもファーコートのインにTシャツとデニム、足元をヒール靴にすれば、大人っぽくてフェミニンです。涼しげなリネンのドレスは、ボーイフレンドニットやワイドシルエットのボックスニットを合わせるだけで、カジュアルな秋っぽい着こなしになります。
クロゼットの中身をざあっと把握したあとは、この秋のおしゃれコーディネート計画を実行しました….
大切に保管している昔の資料から、新しいコーディネートのアイデアが生まれたりします。
90年代のVOGUE PARIS。
誌面に登場するスーパーモデルやビッグ女優、マリオ・テスティーノ、マイケル・トンプソンといった有名写真家のビジュアル広告やストーリー性に溢れたファションページは、時を経ても永遠性を感じます。
今季はなぜか、ピンストライプのスーツを着たくて、いろいろイメージを広げました….
YSLのヴィンテージスーツは、ビッグジャケットとタイトスカート。
ダークグレー、ボルドー、深緑….秋冬の配色で、私はちょっと不良っぽく、バッドテイストぎりぎり一歩手前に挑戦します。
パイソンのスティレットヒールで、どこまでも女らしく….
メンズのワイシャツを女性が着ると、華奢なボディがより強調されてセクシーに見えます。
古着屋で出会ったメンズの大きめサイズのスウェットトレーナーにレースのタイトスカートで赤×黒。今季はオールブラックや白×黒の着こなしが久々に復活!
白襟で首まわりもすっきり。ヴィンテージのバッグは、斜め掛けにしても、手首にチェーンをグルグル巻きつけてクラッチ風にしても素敵です。ハードなバイカーブーツやウエッジスニーカーを合わせて足元にボリュームを。
2012-13AWコレクションで、プラダやマーク ジェイコブスが提案するスカートonパンツのレイヤードスタイルにも注目しています。
いつもはベーシックなニット派ですが、今季は珍しく1枚で存在感のあるニットをチョイスしました。
H&Mのテーパードパンツ。今どきの絶妙なシルエット!しかも嬉しいバリュープライス!!
ふわふわのファーバッグ。オールブラックの着こなしに可愛さをプラスして….
バルト三国のひとつ、ラトビア共和国の首都リガの木製ボタン。ラトビア語で、“最高の子ども”“最高の奥さん”と彫られているそうです。ジャケットや厚手ニットに縫いつけても可愛いですね。
本物?!ペンダントにしようと思っていたアンバー(琥珀)そっくりさんのキャンディ。
手編みの靴下。寒い国から届いたお土産は、どれも素朴で温かみがあります….そして….
心が温まるような話がいっぱいの本を、毎晩少しづつ読むと気持ちが穏やかになります….おしゃれも楽しいけれど、ほどほどに….