あけましておめでとうございます。月々、日々….皆さまにとって素敵な2014年でありますように!!
クリスマスはいかがでしたか!? イタリアのクリスマスは、お正月よりもビッグイベント!! いっしょに過ごす家族や親戚、友人のことを想いながら、ゆっくり時間をかけて選んだ贈り物をあげたりもらったり。ほのぼのする、素朴でかわいらしいクリスマスプレゼントに、いつも心が温かくなります
レース刺繍のつけ襟
レース刺繍メーカーの古いサンプル。ブルジョワのスクールガールを気取って、シンプルなブラックドレスにプラスしたい!! そのまま額に飾ってもすてき♪
「これって日本の器でしょ。あなたならいろいろ使えるんじゃない!?」と、イタリアの友人からサプライズの贈り物
スープ皿としてor朝食のベーコン&エッグを盛りつけして….なんて思っていたけれど、物入れとしてもGood!!
プレゼントでいただいたアクセサリー
写真上から右まわり。アフリカ製ブレスレット。象牙アクセサリーを代々身につけてきた民族が、象牙ではなくパイプ管をリサイクルして、現在も伝統を受け継いでいるそう!! Donatellapelliniのカラーストーンのピアス。Joaquin Beraoのピアスは20年くらい前のヴィンテージ
絹のくつ下(これには少々わけがありまして….あとで詳しく説明します!!)
自分にご褒美する気持ちで….黒い絹のタイツがいちばん新しい仲間!! それからもう1足は….
クリスティーナティの今季のショーで使われた柄タイツ。やさしいピンクの服に足もとはダークなアクセントをつけて!!
小さなこども(大きなおとな)へプレゼントしたい絵本
感受性の強いLUPO(オオカミ)が主人公。こどもが読んで楽しめる絵本だけど、ちょっとした表現やストーリーに、思わず読み聞かせるおとなもグッとくるはず!! 〈IL LUPO CHE VOLEVA ESSERE UNA PECORA〉 Mario Ramos著 Babalibri出版
年末からお正月にかけてミラノを脱出!! 真下に海を望む丘のうえに家を建てた友人が「遊びにいらっしゃ〜い」と声を掛けてくれました。それこそハッピー&素晴らしいクリスマスプレゼント♪
友人宅の居間に飾られた手作りのクリスマスツリー
ツリー飾りもオリジナルでユニーク!!
海に囲まれた小さな村の広場にもクリスマスツリー
公園のそばを通ったら地面に落書きが….
大晦日は春のような陽気!! 遥か向こうに見えるのは….
フランス領のコルシカ島。この場所からこの景色を見るのははじめて!!
「仕事も生活もリセットしなくちゃ!!」….昨年ずっと友人が口癖のように言っていたことば….その意味が、いまになってなんとなくわかった気がします….リセットというか、原点にもどる!! そんな気持ちで新しい年をスタート♪
友人は畑でぶどうやオリーブをはじめ季節の野菜とくだものを、家族と仲間が食卓で味わうために大切に育てています。その土地で元気よく育った旬のものを食べる!! この当たり前のことを日々の生活できちんと実践!!
新鮮なスコルツァネーラ(フタナミソウ属)。さっと茹でると、ごぼうとかぶの間の子のようなホクホクした食感
お日様に当たってキラキラ光るザクロ。果実はまるでルビーの宝石!!
「通りがかりの旅行者が、格子のあいだから手を伸ばして盗もうとするんだ。でも枝にしっかりついているザクロは、なかなか引っ張っても取れなくてね。ぐるぐるねじれば取れるんだけど….」まぁ、なんて吞気な友人だこと!!
ちかくの村の車道脇で発見した野生のジュニパー(ネズ)。いったん帰宅して道具をそろえてからいざ出発!!「環境の変化は人も植物もきらうから、そっと大事にもっていってあげよう。まわりの土や小石もいっしょに….そして春になったら庭に植え変えてあげるんだ」
友人の家族は90歳になるおばあちゃんがいて….懐かしいアルバムを開けば…. 若かりし頃のおばあちゃんとおじいちゃん
なぜでしょう、昔の写真の被写体の美しいこと!! マルセルウェーブの髪、陶器のような肌、クラシックなお決まりポーズ….
元旦から雨が激しく降り、どこへも出掛けられず、たっぷり屋内で過ごした3日間….そんなときでも食卓はいつだってサプライズにあふれて!!
塩ダラを3、4日ほど水でもどしてから、じゃがいもといっしょに茹でます。大皿に盛ったら、たっぷりの自家製オリーブ油をかけて出来あがり!!
油でカラッと揚げたニョッコフリット(揚げパン)やフォカッチャと召し上がれ♪
この休暇中はパソコンも電話もない生活。ゆっくりできる時間はいっぱい!! そう、まさに本を読まないではいられない、うれしい環境で….
ウェブスター著〈あしながおじさん〉は、誰もが知っている有名な本、思春期のこどもが読める本、内容を知ったかぶりしていた本。そこで….
この1冊の本とじっくり向き合うことに!! まず最初から最後まできちんと読んでから、こんどは好きなページを読み重ね、さらに気になった文章を手帳に書き込んで….この作業の楽しいことといったら!! かつて読んだことのある本でも、時間と場所を変えれば受け入れ方もちがいます。そして、この本の中に〈絹のくつ下〉がでてくるのですが….
おとなになってから自分で買うようになった絹のくつ下。絹のくつ下は〈美しいものへの純粋なあこがれ〉として、思春期だったあたしが大事にどこかにしまって置いたのかもしれません。昔もいまも変わらない目線で、おばあちゃんになっても〈あこがれ〉や〈美しいもの〉にいつも敏感でありたい!!
嵐が去ったあとは、いざ海へ….
長いトンネルをくぐるとその先は….
やっぱり海
夕暮れどきのヨットハーバー
サーファーたちが海辺で雑談
太陽が沈む瞬間!! しましま雲がほんとにきれいで….
人生でいろいろなことに向き合うたびに、素直にあたしらしいチョイスをしたい!! 大切な家族、安全で安心な食事、健康なカラダ、人や環境への思いやり….すべてを意識しながら….何回でも原点を思い出しながら….