MILANO

ダサかわいい

カレンダーは6月だというのに気温差が激しいミラノ。
「もう少し様子を見てから衣替えしよう…」と言いながら
たいへんな事はいつも後回し(笑)
とはいえ、アイデアが尽きてきた秋冬コーデ。
クロゼットと睨めっこして、ダサいアイテムをあえて選んでみた。
たとえば、チョコブラウンのロングスカート
色もデザインも地味でコンサバ
唯一、深いスリットがポイント
真冬はロングコートを合わせていたけれど、
いまのタイミングならライダースジャケット!!
1980年代のショット。
運よく中古のレディースに出会った
ブラックのライダースジャケットも
ザ・80s
デニムシャツで
アルマーニのタイトスカートもリフレッシュ!!
さくらんぼの
プリント柄
パジャマみたいで
野暮ったいけれど
オーバーデニムにインすれば
すっきり!!

近所で開かれるマルシェは
デッドストックの宝庫
ダサかわいい
カラーパレットに惹かれたり、
パッケージ買いしたり(^^)

エンリー・ベグリンのバッグは、
ダサかわいい代表選手♪
凝ったディテールが
一歩間違えるとダサい!?
オッさんっぽい
革のメッシュバッグ
デザインはできるだけシンプル
素材のみで勝負!!

FATTOBENE から購入したアイテム↓
レトロ=ダサかわいい(^^)
ノート、ラムネ、板チョコ、白粉…
ずっと昔から変わらずに愛されてきた
よ・い・モノたち

とくにお気に入りは、
イタリア各地のシンボルや聖人、名所が紹介された
スーベニール風リネン・キッチンクロスFATTOBENE  http://shop.fatto-bene.com/products

4月にミラノで開催されたミラノサローネ番外編。
‘ダサかわいい’ に焦点を当ててgo紹介!!
ポップアートのような作品
そもそもポップアートとは、大量生産が可能で
大量消費社会と密接な関係をもつ大衆芸術
‘大衆に愛されるアート’ という発想が
すでにダサかわいい

ロッサーナ・オルランディのデザインスペースで注目された
オランダ人デザイナー、Diederik Schneemann
〈収集〉をテーマにした
キッチュな作品
何年にも渡ってコレクションしている
マッチ箱、香水ボトル、フィギュア、ポストカードなど…それぞれのオーナーにとって
これらは意味があり価値がある
究極のダサかわいさっ。
Diederik Schneemann https://diederikschneemann.com/cherished/

‘サステイナブル(持続可能な)’ という言葉が
日常で盛んに飛び交うようになってから
社会が急速に変化。
より多くの人が意識・考え始めている
着なくなった服を捨てるのではなく、
環境への配慮からリサイクル(再利用)
モノづくりにおいてもサーキュラー
(素材調達→モノづくり→エンドユーザーへ渡る→モノが処分される→
廃棄物を引き取る→原料に戻す→リユースする循環のこと)
であるかどうか、が今後の課題かもしれない