MILANO

カジュアルに楽しむデザインウィーク

ハッピーイースター🐥
今年のイースター(復活祭)は
お天気も最高で
友人たちと
ブレーシャまでドライブ🚗藤の花が満開!この辺りでは有名な藤・スポットらしい

お昼時、知り合いに教えてもらった
地元のおいしい店へ前菜(生ハム&サラミ)、プリモ(パスタ)、セコンド(メインの肉料理)…
食べて、食べて、もうお腹いっぱい!知らない街では、「とにかく歩く」がモットーの私
途中、坂道にも遭遇。その先にあったのは人々の生活に寄り添う
祈りの場所うつくしいものおいしいもの感動するものを
友人たちとシェアできた1日復活祭といえば、ナポリ地方で食べられる
茹で卵がごろごろ入ったtortanoうちの旦那(ナポリ人ではありません)が作ったトルタノのレシピは
ラード(これ大事!)、卵、ピリ辛サラミ、4種のチーズと胡椒がたっぷり「幸せを呼ぶ」鳩の形をしたコロンバ焼き菓子と
「生命の始まり」を象徴する卵の形をしたチョコレートも定番大きな卵を割ると、中には一口サイズの
さまざまな味のチョコレートがふと窓を眺めると、「今日もいいお天気」
元気に外へ飛び出し靴を探すことにしました♩1946年、アメリカニューイングランドで誕生した
シューズブランド SEBAGO「ハンドメイドで丈夫な靴」というイメージを一新するかのように
最近は、おしゃれなデザインが次々に登場FORTELAとセバゴがコラボしたモカシン
取り外し可能なバックル付き

ミラノ・デザインウィーク✏️
今回のミラノ・サローネは混み合う場所はパス、
ブランドやデザイナーをとくに気にもせず
ふらっと立ち寄れる場所のみ気ままに見て歩きましたイタリアの有名な詩人で作家のアレッサンドロ・マンゾーニと
その家族が暮らした小さな館(1813年~1873年)現在は美術館として絵画、彫刻、作家が残した手紙や
愛用品などが展示されている

ミラノ・デザインウィーク中は
モダンな家具や照明を鑑賞するデザイン美術館に!?愛らしいフォルム、象色のアームチェア
ずっと座っていたい♡心地よさ毛布でカバーした(?)ようなソファNendoの作品「スタック・ソファ」
空間を彩る「むらさき色のネオン」がすごくいいムード「グリーンのしつらえがモダンだな」と感じた部屋
ここがインドアなのかアウトドアなのか、一瞬わからなくなる
La Manufactureロロ・ピアーナの本社ビル。アパチェタの巨大な塔の景観を
モダンに表現したインスタレーションアパチェタとは、アンデス山脈にある道や通路を示す石積みのこと

まるで石のように柔らかな印象に仕上げたソファ、スツールやベンチなど
質感や 素材のコントラストが生む風景の中を旅人のようにしばし彷徨う

新作ホームコレクションを発表したエルメス装飾的要素が取り去られ、鉄筋とコンクリートで構成された会場格子の模様と線によって生まれる視覚効果がおもしろい空間アームチェアやソファなどの家具をはじめランプやブランケット、テーブルウエアなど

いろいろな要素がそぎ落とされたシンプルな佇まい優れた職人によって表現された本質的なデザイン

オーストラリア発スキンケアブランドのイソップ
パルファムのインスタレーションと新しい香水Gloamが登場香水の原料の一つ、「サフラン」色に彩られた空間インテリア&デザインにもこだわるイソップ
店内で古い椅子を見てから、さらに別の場所に移動したら…サンローランのバッグが飾られたリナシェンテデパート
ショーウィンドウの家具を見て「あっ」

かつて学校で使われていたデスク、椅子、ベンチなど
「オールドスクール」を匂わせる家具がトレンドとして気になる学校といえば、パブリックスクールだって
デザイン展示室に早変わり毎日の生活に必要なグラスやカトラリー↑
このガラス作品は歪でアンバランスなところが好き♡モカや泡立て器。マテリアルを変えるだけで
普段使いのアイテムがこれほど愛らしい作品に生まれ変わるとは砂漠をラクダの親子がゆっくり通り過ぎる映像が流れる中で
中東風のお皿が集まり、戯れているようなインスタレーションスピリチュアルな雰囲気の中庭
天空と地上をつなぐカーペット、サイドテーブルとランプ学生たちと一緒に階段を登り
2階の教室にたどり着くとそこは写真家の作品の展示と彼の仕事場を一般公開中…
でもここは学校だし、この部屋だってパーマネントではないはず!?疑問はいろいろ残るが、あえて質問せず部屋を眺めると
素敵なヴィンテージの家具とオブジェ
実験用フラスコに混じってタンタンがいるではないか!
校舎を出てからも、街で出会うものがいちいち可愛くて古本屋では手製の布張りの装丁を発見!
もと所有者はどんな人物だったのか、を想像するだけで楽しいつい、かごに反応してしまう
フランスものを集める雑貨屋RAW
Luisa Ceveseのアトリエに寄ったら
若手デザイナーが新作家具を展示していた
Lapiega

デザイナーのルイーザが笑顔で見せてくれたのは
アトリエ風景が表紙を飾る
高島屋カードプレミアムの会員誌「タカシマヤサロン」ルイーザは布や糸くずなどの端材をアップサイクルした
バッグ&小物アクセサリーを1990年代から手がけている2023年4月号は「シン・再生モノ語り」をクローズアップ
ルイーザにとって永遠のテーマ
「廃棄素材が新しくなる」を詳しく取材している「ロエベのインスタレーションがいいらしい」
ルイーザのアシスタントを務めるマルタ情報で、早速会場へキノコと椅子とバッグ
そこはファンタスティックな世界だった古い椅子を新しい素材と組み合わせて唯一無二のデザインに豊かな知識とノウハウとセンスがミックスされた作品は
新しい命が吹き込まれて、もはやリライブ

色、マテリアル使いがプレイフル
ロエベのバッグ

会場となったIsimbardi宮殿の広い庭がまた素晴らしくて
愛犬ノリと記念撮影そして、好奇心で見て、触れて、感じる
ミラノ・デザインウィークが終了すると
「すーっと姿を隠したい、消したい」
だいたいいつも、そんな気分になります。お疲れさま〜