MILANO

見て、さわって、感じるデザインウィーク

見て、さわって、感じる
デザインウィークが開幕!今年もにぎやかに開催された
ミラノサローネ2024
ただ街を歩くだけでも
刺激をいっぱいもらえる
ブレラ界隈にこんな場所があるなんて!
Palazzo Citterio
ラグジュアリーな皮革製品で有名なLOEWEは
大規模なコレクション「ロエベ ランプ」を発表世界中から24名のアーティストが集合し
クリエイティブな実験を試みた

サワヤ&モローニ社は
創立40周年を祝い
ミュージアムのように
名作椅子を披露したsawaya & moroni

デザイナーというよりは、職人?アーティスト?
のような存在であるヤコポ・フォッジーニヤコポが制作した巨大照明。ガラスのような
不思議な魅力にあふれる素材はポリカーボネートヤコポがエドラ社から発表した椅子
edra & Jacopo Foggini
ところで、今年のサローネは「はじめまして」がいっぱい!
ここも、生まれてはじめて足を踏み入れるミラノの由緒ある館 Palazzo Duriniこの鏡、素敵🖤欲しい〜といいながら
「野暮ったい木型、おっさんみたいな黒、このダサさが好き…」
と、買ったばかりのカンペールのスリッポンにベタ惚れこの靴に似合うストッキングや靴下も更新中

さて、本題のデザインにもどりましょう♩
このダボっとした感じ、なんかいい!
個人的な視点で気になるトレンド、ナンバーワン

カリプロ財団が所有するこのエレガントな建物も、
館内に入るのは今回がはじめてPalazo Confalonieri
映画のセットのような
ドラマティックな演出ここでも気になるトレンドを発見!
それがこの格子柄ソファ↓
ピタッと布地を張っていなくて、どこか力が抜けていて、グッジョブ!
ファッションでもそう、少しゆるい感じのコーデがまさに今の気分💟

デザインもファションをまとう。
ジオメトリック・ポップな
HERMESの会場(屋外)

一方、レンガや石、スレート、木材、圧縮された土など
マテリアルが織りなす地形図をたどりながら着いた先は(屋内)
メゾンの文化的な
ヘリテージからのオブジェと
そこからヒントを得た新しいクリエーションを
一緒にみせる展示
エルメスのルーツを物語るオブジェ
奥のジャケットをデザインソースに
手前のファブリックが誕生

カッシーナ社とル・コルビュジエ財団とのパートナーシップで
インスタレーションを発表したBOTTEGA VENETAル・コルビュジエが手がけた
アイコニックなスツールLC14これは、ウィスキーの木箱が
インスピレーション源だったそう

期間限定コーヒーショップ。トスカーナ発la marzoccoが高級ラゲージで有名なリモワと
コラボレーションした特別仕様のエスプレッソマシン「リネア・ミニ」
la marzocco & rimowaミラノサローネ期間限定でオープンしたカフェは本格的!
スタッフ全員のユニフォームも◎

ウニッコ・バーへようこそ
マリメッコ社を象徴するプリントデザインのひとつ
“ウニッコ” 60周年を記念して
おじさんやおばさん、親子や恋人….
地元人に愛させるバールがウニッコ柄でカラフルにお土産でいただいたバッグバッグの中身は
エスプレッソコーヒーカップ
Fischbacher 1819社とカーテンやブランケットなどのコレクション
を発表したラムダン・トゥハミからもらったチョコレート(写真左 )

ちなみにラムダンはフランス系モロッコ人アーティスト、
起業家(LVMHが買収したビュリーの前オーナー・写真の男性)
スイスのアルプスの山に建つ
老舗ホテル・ドレイ・ベルジュのオーナーでもある

ラムダンの武器はとにかく自由でおしゃれなアイディアそう、舌を巻くほど!
舌でもう一つ。黒猫のパッケージが可愛いパリ土産中身はマカロンではなく
ラング・ド・シャ(猫の舌)