MILANO

モーダ ノ キセツ カナ

ミラノ・ファッションウィーク初日
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア内にあるプラダ財団で
発表されたプレスお披露目会
写真展〈The Black Image Corporation〉
1942年に発足したジョンソン出版社は、
月刊誌Ebonyと週刊誌Jet この2つの重要な出版物で、
当時のアメリカにおける
黒人社会に多大な影響を与えた
この展示では
ジョンソン出版社の貴重なアーカイブスから
アフロアメリカン女性に焦点を当てて
ブラックウーマンパワーとその美、
というテーマを探求する

ジャーナリストのJ.J.マーティン
ここ数年、彼女が手がける
〈ラ・ダブル・ジェイ〉コレクションのラインナップが豊富に
ファッションウィーク中に
市内の美術館で新作発表
ホームコレクション
カクテルドレス
色艶やかなディウエア

通りすがりに老舗セレクトショップのウィンドーをちらり
マネキンの立ち姿がファッションモデルのように
あまりにもカッコよかったのでパチッ
ミラノの商品ディスプレイのレベルの高さは
世界でもトップクラスなのでは!?

コレクション期間中はあちこちで
おしゃれなブロガー、エディター、バイヤーたちを見かける
マックスマーラのペンシルスカートに、
ボタンがデザインにもなっている
ジョセフのニットを着たレオニー
ヴェルサーチのイヤリング&ヘアピン使い

ブロガーのタミュ。
ティビのオールインワンにはセリーヌのデカベルトをチョイス

ファッションディレクターのクラウディも
ディッキーズのオールインワンでマルニの会場へ
小物使いもおてのもの
テキスタイルデザイナーのジュリア。
ドリス ヴァン ノッテンのコートの足もとは
カンフーシューズのようなマルニの靴

我が道をまっしぐら!?
アクネのシャツ×デニム
チュールのソックスに
クレジュリーの靴をコーディネートした私

ずっと探してやっと見つけた
サテンマットの赤みブラウンのリップ〈rms〉ラプチャー
ポンポン塗りして、最後に指でなじませるのがポイント。
リップひとつでも全体のスタイリングが左右されるほど
私にとっては大切な小道具

雑誌GIOIA!のファッション特集で
目が釘付けになったメークアップ
〈GIOIA!〉37号より
1980年代、おしゃまだった私は
仏ELLE(下の写真)のちょっとカゲキでちょっと不良っぽくて、
だけどチャーミングなヘアスタイルとメークアップに
ドキドキしたのをハッと思い出した
〈ELLE〉2065号より

今季のプラダでは
チュールをアクセサリーに
襟もとや手首を飾るのが新鮮!
これも30年以上まえから下の写真のように、
私にとって ‘どこかミステリアス’ で ‘おとなの女性’ をアピールする
アクセサリーのひとつ

神戸で靴メーカーをやっている大切な友人が
プレゼントしてくれた靴
白に紺のソックスをさらに重ねて
足もとをドラマチックに

チェック柄のコンバース。
スタイリングに関係なく秋にいちばん出番が多い
今シーズンはソックスの重ね履きがマイブーム

プライベートで週末にレッジョ・エミリアへ。
ラグジュアリーブランドを集めたセレクトショップのウィンドー
‘コスプレ’ が今季のスタイリング・テーマの私には
ビビッとくるものが
このジバンシィの靴、
可愛すぎる!

パリの広場のようで気に入っている場所。
この広場の一角にある
インテリア&グッズショップ〈アガベ〉
セメント製フラワーベースを手に入れた。
ジャムを作るために山で採ってきたローズヒップを
試しにポンと入れてみたら、あら素敵!

セレクトショップ〈インテルノ B 197〉では
いつも新鮮なサプライズが
はじめて耳にした
オランダ発ブランド〈anne〉
ミリタリーのテント素材+自転車のタイヤ
をリサイクルした 2 Way Bag

そして、人生2度目のミリタリーパンツは
贔屓にしているヴィンテージショップで
ドイツ軍のメンズのスモールサイズに出会う。状態もスゴくよい!Michal  https://michalvintage.it

街をぶらりと歩いていたら
デッドストックのジノリの皿に出会った。ラッキー!

レッジョの土曜の朝は早い。
買い物客は9時まえから
カフェやショッピングを楽しんでいる
バールではクロワッサンとカフェという
ミラノで見慣れた朝食ではなく、
‘エルバッツォーネ’ という農民料理がルーツの
ホウレン草とチーズがたっぷり入った揚げパイとカフェを
まわりが次から次へとオーダー。もう、朝からパワフル! マックスマーラを筆頭にアパレル産業が盛んなこの地域。
食の豊かさ、人のやさしさに心打たれた