MILANO

50 years young

「あなた何歳(いくつ)? 」もしもそんな質問をされたら
フィフティ イヤーズ オールドとはいわずにヤングと冗談半分でいう

自分の誕生日が近づいてきたある日、
「ぱーっと気分を変えたい」夫のマルコもそう思っていたみたいで
モナコ公国までぱーっと車で出かけたイタリアとフランスの国境を越え
地中海に面した小さな国(領土は約2.02㎢・日本の皇居ほどの広さ)
が視界に見えてくると、よろこびと期待でわくわくしてくる

優雅なリゾートの時間。

モナコは一年を通じて
太陽にめぐまれているとくに観光シーズンの5月~10月までは
平均気温が20℃~26℃で快適そのものヨットハーバーでは
レースの準備をしている人たちの姿が
世界中の富裕層やセレブリティが集まる高級リゾート地は
安心・安全対策も徹底していてマレにみるほど治安がよいリニューアルした中心街のショッピングモール

心配性のマルコにとっては
安心して過ごすことができる=優雅な休暇
「ここにいるとホッとする」そう自分の好きなものを
まわりに見せびらかしてもノープロブレムある意味、キッチュなものや人に
出会う確率も非常に高い

モナコを象徴する名所、グランカジノの愛称で知られる
国営カジノのお隣に建つのは1864年創業の
クラシックホテル オテル・ド・パリ その一角にある カフェ・デ・パリ
ランチはここで建築家シャルル ガルニエ(パリ・オペラ座の設計も!)が手がけた
カジノ・ド・モンテカルロ をバックに眺めながらタルタルステーキデザートは
チョコレートムースとサバラン😋

食後にマルコが愛用のパイプを取り出すと
横の席に座った男性がちらっと見てから
息子と思われる小さな男の子に話しかけるのが聞こえた

「僕のパパも昔パイプを吸っていたんだよ。懐かしいな」
「パイプは吸い方だけでなくタバコの詰め方にもテクニックがいるんだ」

それから、食事のマナー(食べる分だけバターをのせることなど)
をやさしく教えてあげていた

サイトで予約したステイ先へ向かう
モナコの街をぶらぶら散歩しながら新しさと古さが入り混じる
独特の風景(?)マークは
どんな意味があるのかな?ショーウィンドウの靴を見ていたら
なぜか犬と目があったやたらと階段が多い市内
でも、ご心配なく! ちゃんとエレベーターもあるので

じつは今回、ステイ先をアパートメントに決めたのは
ホテルよりもリーズナブルで広々とした間取り高台の場所にある家から徒歩でカジノまで行けて
駐車場あり、プールあり(もちろん泳ぎました!)、

テラスで食事ができて
夜景も楽しめるから

モナコ海洋博物館。朝イチでカジノ周辺から
水上バスを利用してモナコ大聖堂、
大公宮殿のある向こう岸まで
すーっと移動モナコ海洋博物館
は自分にとってほんとうに特別で100回訪れたとしても
そのたびに発見がありときめく♡場所

博物館内のモザイクタイルどこを切り取っても
ロマンであふれている入場券2枚と
クロワッサンを買った際にもらったレシートちなみに、生まれてはじめて見る
みどり色のレシートに感動、    Riviera

いきなりむわっと姿を現すエイ魚たちのパトロールをしているかのよう
オレさま的なサメ
ライオンフィッシュは
ハリネズミみたいで可愛いきもちよさげにぷわぷわ動く
クラゲちゃん

だいたいいっつもこんな感じで
ゆったり見学ができる「ニモ!」子どもたちに大人気の
カクレクマノミなんとなくだけど、弱そうに見えて、実際はオコらせたらコワそうな魚かも🐡

青い海と美味しい料理。大きなボートやヨットでにぎわう
この港の反対側は日光浴したり海に飛び込んだりりワークアウトしたり…
まわりの景観をこわさず、必要な設備は整っている公共スペース昨日、モナコ海洋博物館へ行く途中で偶然に見つけた穴場へGo!タバコの吸い殻ひとつ落ちてなく、もちろんペットボトルやゴミもない
ご覧の通り、砂利や小石でできている自然そのままの海岸

ときどき、泳ぎに自信のある人がやって来て
数百メートル平泳してからさっとスーツに着替えて去っていき

おじいさんと小さい女の子が海岸で束の間
遊んでいたかと思えば、ジャックラッセル犬が
青年と誇らしげに泳いでいたり

「ボンジュール」誰もがあいさつを交わすけれど
お互いを干渉しない、迷惑するような大声も出さない小説を読み、日光を浴び、ひと泳ぎしたあとは
お腹が空いたのでマルコと海辺のレストランへ肉料理がすばらしいと聞いていたので
タリアータを注文チーズの上のトッピングが
地中海風なのかな?

どっぷりモナコで過ごした3日間
カルチャー/自然/フードが豊かで
「ぱーっと気分を変えたい」自分にはちょうどよかった
これで50歳におさらば、新しい誕生日を迎えられる

お買い物をコツコツ。

インテリア&カラーについて、友人としゃべっていたら
彼がつぶやいたことを素早くメモした

///il nero di Bergio(ベルギーの漆黒)
///la rosa di Venezia(ヴェニスのピンク)ならば、
///l’arancione di Hermes(エルメスのオレンジ)これさえあれば、無敵!
写真・左下はエルメジスティブル
コーラの香りがするリップオイルオレンジの小箱をそっと開けて、ニヤッとする
もう、そこにあるだけで気分が最高にいい♩

エルメスのシューズ&ジュエリー部門
クリエイティブ・ディレクターのピエール・アルディが手がける
秋冬限定カラーのルージュ Hermes

ブレラ界隈にフレッシュなコスメブランドが
期間限定ストアをオープン…イタリア人にとってのエスプレッソ(コーヒー)のように
日々の生活で必要なもの…

イタリア人のキアラが2018年にエスプレッソ
というブランドを立ち上げたハイライトチーク GLASSYをアイシャドウとして
愛用している友人の目もとを見て、つい「私も!」透明ジェルが肌のpHに反応→
くすみのない赤っぽい色に変化する

この製品のベタベタが気になる、
という意見もあれば「ツヤ感が好き。肌がフレッシュに見えるから」
「乾燥大国イタリアにいるとベタベタするほどが好み」という意見も
espressoh.

マルコが素敵なデニムシャツを手に入れたので
私も探していたら「見つけた」すっきりシルエットで、ボトムにイン/アウト
してもかっこよく決まるのが特長着てみると袖にボリュームがあるデザイン
(+) PEOPLE ハンロの下着は必需品(というか、自分とって贅沢!)
誕生日ごとにふえていく気がする😉