MILANO

美味しい話をしましょう

日本人オーナーシェフのイタリア料理店に興味をもったのは
食べること、飲むことが大好きな
フランス人の女ともだちのインスタグラムを見てから

モデナにあるかの有名なオステリア・フランチェスカーナで
長年スーシェフを務めていた徳吉 洋二が
ミラノの老舗セレクトショップ
ビッフィの裏手に店をオープン
イタリア版ミシュランガイド(2016年 ~)で
日本人オーナーシェフとしてイタリアではじめて星を獲得した
〈リストランテ・トクヨシ〉の徳吉 洋二シェフ

寿司屋のようなカウンター席で
シェフと会話を楽しみながら料理をいただく

メインの料理にはかならずブロード(だし汁)が添えられる
’魚拓’ と松の実のミルク(だし汁)
シェフが自ら表現する
クチーナ・イタリアーナ・コンタミナータ(直訳で’感染されたイタリア料理’)
イタリアで豊かな経験を積んだシェフが
日本人ならではの食に対するアプローチやカルチャーを盛り込む

日本とイタリア
それらを融合し、意識して味わうのは
一人ひとりの客
斬新な発想で
イタリア料理に新しい価値を生む

クレープのような食感の
ミラノ風リゾット
カラーに着想を得た
6皿からなるコースメニュー
複雑に絡み合うソースが
ユニークな魚料理

海水を使用したパン

’エゾジカ肉とラベンダー’ の料理は
皿もラベンダー色パープルは肉料理に
普通は使用されない色

化石を模したデザート
今回のコースはすべて色がテーマ
モダンでモードな皿に
ハッとしたり、ホッとしたり
Ristorante Tokuyoshi  http://www.ristorantetokuyoshi.com/it

今年開業10周年を迎えた
ミシュラン一つ星レストラン〈アリーチェ〉
店の雰囲気やスタッフのサービス
料理も繊細でおいしくて
いまお気に入りのレストラン

つきだし「シェフは女性なの」と聞いて
「あっ、なるほど」と思った
プーリア州で焼いたパン
フランスのバゲットのような
パリッとした食感

前菜のぶりと赤&黄トマト

イカとボンゴレのスープパスタ

濃縮な海の香りのするリゾット

タコとグリーン野菜のソース
ジャガイモの茹で方が最高

食後のドルチェ
ラストまで楽しい演出が
Alice  http://www.aliceristorante.it/it/

フラワーショップ&ブティック〈ティローズ〉の外観は
すっかり秋らしく
この季節になると
わくわくするのはきっと
誕生日がもうすぐだから
ミラノのおしゃれマダムは
カンフーシューズやルームシューズのような
ベルベット素材のカラフルな靴でドレスダウン
するのが上手!
あたしは麻素材やチェック柄で
すこしアクセントをつける
Vibi  http://vibivenezia.it

ミラノに新しくオープンした
アクネ ストゥディオズのニット帽
なにも迷わず
ピンクをチョイスする自分がコワい!?

シャツが好き
毎シーズン買い足すアイテム
ウエスタン風シャツにスタッズ
白デニムと合わせて着たい

小さな箱のなかには
蜂のアンティークリング
夫からの誕生日プレゼント

なんて愛らしい
七人の小人と白雪姫♡
ヴィンテージジュエリー博士のような女ともだちが
プレゼントしてくれた宝物

センスのよい建築家の女性からは
秋カラーのブーケ

誕生日まえに
せっせと通った
フレアマーケットの戦利品
ハンサムボーイのエッグスタンド
1930年代のレアものらしい

コレクションしてる
アルミニウム製エスプレッソマシン
そして、じーっと
見れば見るほど
不思議な静物画

イベントの多いこの季節
あっちこっち歩きまわり
いっぱい遊んだあとはバタンキュー
スヤスヤ眠る愛犬ノリ(4ヶ月)でした