MILANO

待ってました、2024年。

待ってました、2024年。
新しい年は新しい鉛筆とノートで始める。
2024年の抱負、ウィッシュリストもしっかり書き留めて心のなかの「会いたい」という気持ちは通じる!?
5年ぶりでスイスに暮らす友人と再会し、ハグもできた年初め帰り際に彼女から手渡されたのは、かつて2人で見つけた骨董店で
わたしが「いいな」と思ったイギリス製のブローチ💕

サンタ・マリア・ノヴェッラのギフトボックス

昨年オーダーしたものが
フィレンツェから無事に届き、感激!素敵な箱を開けるといい💚香り
サンプルがたくさん、うれし~いポプリ、バラ&ミント石鹸、
歯磨き粉、ベチバー香水…それと、製造中止になると聞いてどうしても
手に入れたくなった石鹸置き&ポプリケース

屏風の世界はいろいろ。
まだまだ寒さがキビしいミラノ。
「行く、行かない」をしばらくの間、つぶやいてから思いきって外へ飛び出し向かった先は、プラダ財団の展覧会
「Paraventi – パラヴェンティ : 17世紀から21世紀の屏風」インテリア空間にいろどりを添える
屏風についてあらためて調べると、もともとは、日々の暮らしの中で
風よけの道具として存在していたものが

時代とともに贅沢な装飾品・絵画などを描く
美術品へと変化していったそう屏風の歴史は中国ではじまり、やがて日本に伝来。
日本や中国の屏風は西欧にわたり、影響を与えていくことに屏風で思い出すのは、ミニマルかつ洗練されたパリのアパルトマンに、
お気に入りのコロマンデル屏風(中国の漆技法)を飾ったシャネル「インテリアは心の表れよ」。
ファッションだけでなくインテリアのセンスも抜群だったシャネルこの展覧会では歴史的に貴重なピース、またこのプロジェクトのために
15人以上の国際的なアーティストに依頼した新作を含む70点以上の屏風を紹介しながら
見る側にさまざまな問いかけをする。たとえば…機能的?装飾的?虚飾的?絵画か彫刻か建築か?ときに劇場やオペラの小道具として
使われ、ときに威厳や力を示す調度品として
活躍し、
ときに芸術家の手がけたアート作品として
注目を浴びる屏風本来なら、境界や間をつくるはずの屏風が
軽々とボーダーを超えていくとは!わたしのいちばん好きな作品はコチラフランスの建築デザイナー、
ジャン・プルーヴェ作

ジャン・プルーヴェの本を
10 corso comoのブックショップで発見●

SETCHUで休憩タイム。
メンズコレクションのカレンダーを見たら
ショーの合間にSETCHUのプレゼンテーション
が組み込まれていて、まさにグッド・タイミング♩場所は中心から少し離れた
いい感じの老舗バール
新コレクションをクールに着こなした
老若男女の一般人とモデルたちがゲストに混じってかつて、デザイナーのマルジェラに
可愛がられたモデルも何気ないのにかっこいい、スタイルがある女性だから!?アシスタントのアヤメ嬢は着物の帯のようなオリジナル柄の
巻きスカートのルックで登場バックスタイルも決まって👌みんな楽しそうに
おしゃべりしたりワインを飲んだりイタリアらしくリラックスした気分で
見て、さわって、体験できるSETCHUをどう着るか、スタイリングや
組み合わせの妙を感じる売れっ子スタイリスト、
タニヤの存在がやっぱり大きい(左のメガネの女性)忙しそうにしているのは
デザイナーの桑田さん「イタリア語で言うPAUSA(休憩)をしてもらいたくて
この場所を選び、こういうスタイル形式にしました」

しばし休憩できるスペース=間をつくり
さまざまなカルチャーが交差するものづくりを披露するSETCHU「どこへいっても通用するのは時代を超えたスタイル。
クラシックなファッションの新しい見え方を探求すること」100年後に見てもかっこいい、
モダンな服を目指しているSETCHU

力づくでも新しいものにしようとする姿勢が
桑田さんから感じられて嬉しかった