MILANO

生まれ変わったエルメスのスカーフ

‘エルメスが期間限定で
ポップアップ店をオープン’
このニュースはたちまちウワサに
場所はトリノ旧市街
エルメスのブティックではなく
19世紀初頭に切手専門店だった
小さなスペース
見物人があとを絶たない
ラグジュアリーブランドのポップアップ店だから?
いえいえ、理由はそれだけではありません
なんと、エルメス発
コインランドリーが登場
このポップアップ店では
エルメスのスカーフを持参すると
無料サービスで染め直してくれる
なかにはブティックで買ったばかりの
新作スカーフを持ち込むファッショニスタも
エルメスのスタッフが
丁寧に客のニーズに応えてくれ
すべての相談が済むと
番号札とサポーネ(石鹸)のお土産
後日、ワクワクしながら
引き取りに行けば
クタッとしたヴィンテージの風合いに♡
生まれ変わったエルメスのスカーフ
白地部分はオーシャンブルーに染まり
クラシックで上品なイメージだったスカーフが
もっとカジュアルに楽しめるように
Hermèsmatic  http://italy.hermes.com/la-maison-des-carres/hermesmatic-torino.html

エルメスには
バンダナがあるのをご存知ですか?
定番スカーフよりも
コンパクトなサイズ
鏡のまえで
あーだこーだ言いながら
巻き方をいろいろ研究するあたし
愛犬ノリが
「なにしてるの?」

足もとだって
柄ソックス
インドの王子さま気分で
サテン生地に刺繍入りズック靴
手もとは
レディライクに
もしくはメンズ腕時計をチョイス
このエベラールは目利きの夫が10ユーロで手に入れた戦利品
もとの持ち主は「だいぶ古いし、たぶん動かないから」
いえいえ、ちゃんと動きますって
そうそう、蠍座カップルが
ふたり仲良く40歳のお誕生日会を
彼らが休暇を過ごす山岳地方で開催することに

途中でワイナリーを訪ねたり Lavis http://www.la-vis.com
景色のよい場所へ寄り道しながら
ミラノから車で3時間
のどかな村に到着

村でいちばん
古い家
窓まわりの
デコレーションが
素朴で
かわいい家
寒さの厳しい冬を越すために
ストックされた木材
わりと大雑把に保管してます(笑)

イタリアのあちこち
フランス、ポルトガル、フィンランドから
30数名の親戚、友人たちが少しずつ集まり
かわいい
お客さまたちの姿も!
真っ赤なほっぺたが
いまにも落っこちそう
みんなで
腹ごしらえ
‘クネーデル’は
山のご馳走
そして
山が夕焼けに染まるころ
みんなでパーティの準備
もちろん
ワインを飲みながら
ゆるりと
ダンスフロア作りに
情熱をかけて
ドレスコードは
天国と地獄!?
あたしは暇つぶしに
カードでグラスマーカーを手作り

蝶ネクタイで
茹でタコと格闘するフェデ
それぞれに
お洒落を楽しむゲストたち

タキシードで
フィレステーキと格闘するジョヴァンニ
でも
いちばん気合いが入っていたのは
主役のふたり
真夜中、物音ひとつ聞こえない
静かな静かな村で
DJになりきったフェデが
楽曲をミキシング
次の日の朝5時まで
ダンスダンスダンス