MILANO

ミラノサローネ番外編

オートクチュールの仕事に携わるクラウディアと
ミラノサローネをいっしょに歩いた
ファッションの視点でモノを見る彼女。
カラーや素材感、フォルム、モノがディスプレイされた空間全体のムード…
これらすべてから新しいデザイン、トレンド、メッセージを感じ取り
未来を展望する
バイカラーのバスタブ。
ブラウン系のカラーパレットが新鮮!

レトロなパッケージはバスルームの定番、
イタリアのおばあさんたちに愛される
ジェノヴァ生まれの石鹸

洋服で注目されているすみれ色を背景に
ニュアンス違いのグリーンの椅子
脚部分までファブリックで覆うと不思議な存在に

コンパクトなドレッサー
オブジェとして部屋のアクセントに

「メンフィスがブームになるかも」
1980年代に世界のデザイン&建築に影響を与えた
メンフィスのことを夢中で話すクラウディア。
メンフィスを知らない世代が面白がるかも

HARUというタイトルで
インスタレーションした日本企業
工業用のマスキングテープを
ポップなカラー展開で紹介
自由にペタッとつけたり、はがしたり、重ねたり…
「イマジネーションが広がるわ」と、クラウディア

人気急上昇中の北欧発HAY。
スカラ座の裏手、貴族の館を舞台に
独特のカラーパレットと軽さが特徴の
新作コレクションを発表
アンティークとも自然に調和する家具。
そこがHAYの魅力かもしれない
ランチタイム。
大勢の人たちが集まるHAY会場の中庭

本格的なフランスパンを焼く店がミラノサローネ時期にオープン。
初めてチャレンジした、ほんのり甘いバゲット♡

タコ&ポテトをメインディシュに、
ローズマリー水でヘルシーなおうちランチ

午後からはディスクエアード、フェンディ、エルメスなど、
リュクスブランドのレストランやブティックを手がけた
ディモーレストゥーディオの3つの独立したプロジェクトを見に行く
まだそれほど注目されていなかったメンバーのエミリアーノ・サルチと
ブリット・モランの存在を教えてくれたのもクラウディア
‘プロジェクト・ノン・フィニート’
(未完結のプロジェクト)の作品
「このスポンジみたいな素材は
プラダの招待状に以前使われていたものと似ているわ。
たぶんそこからヒントを得たのかもね」と、クラウディア。するどい!
もう1つの ’リミテッド・エディション’ では、
エミリアーノによるユニークピースのお披露目
(白靴下xプラダのサンダル姿のエミリアーノ)
霧に包まれた会場
19世紀後半から20世紀前半の
クラシックな調度品を脱構築、
ディモーレらしいラッカー仕上げの素材をプラスした作品は、
ギリギリのダサさと危うさ

オランダ館の展示会場。
ヘアスタイルからファッションまで超個性的な女性をキャッチ!

ファッションでは崩す、中途半端、切りっぱなし…
といったことは日常茶飯事

インテリアにも
積極的に取り入れてみたい!
途中でカットされた、
くねくねコーヒーテーブル

ぐにゃ、クネクネ…
そんな音が聞こえてきそう

フランスの芸術家、イヴ・クラインが愛したブルー。
アートも、ファッションも、デザインもブルー・ブルー・ブルー!!
ストライプに映えるブルー

スタジオのセットのような部屋

エルメスらしいクラフト調ブランケット
手作業の美しさを再確認

50年以上前に作られた
イタリア製ワークジャケット
愛犬ノリが
気になってしょうがない!?
ナースの制服もヴィンテージ

お土産屋に売ってそうな巾着バッグ。
ブルーを基調にしたスタイリングの仕上げに
お気に入りの本とルイーザ・チェヴェーゼのしおり。
バッグにしのばせて

クラウディアが好きなベルベット素材。
私もシーズン関係なく、ファッションやインテリアに取り入れる

ビジュアルが美しい本は見開きでインテリアのアクセントに。
天然石をペーパーウェイトにして
クラウディアとさよならしたあとはミラノサローネの余韻にひたりながら、
デザインとファッションの関係性を徹底リサーチ。
となりでは、愛犬ノリがすやすや居眠り…