MILANO

水色ブルー

ピッツァを作りながら、
街を歩きながら、
水色ブルーの空をあおぎながら「〇〇さん元気かしら? 」ふと誰かに想いを馳せる。
そんな誰か、がいる私はしあわせだなと思う。
もらって、心がなごむポストカードみたいな

鮮やか色のキャンディ。
色って、うきうきするから不思議だ「この色でいこう♩」
シーズン毎にいつもテーマカラーを決めている

そのときに着たい色、
気になる色、
パワーをもらえそうな色を選ぶ。
今はうん、水色ブルーがいい焦っている自分の気持ちを落ちつかせてくれる。
リラックスできる。
ストレスのないところへ連れてってくれる。
水色ブルーの服を着ると、シャキッとする

ロンドン発・ジョーマローンの新作フレグランス
「ブリット コレクション」全5種の中から私がチョイスしたのは、
手作りジャム・マーマレードとバラプディングの香り英国の伝統的なジャムの容器をヒントに
デザインされたボトルは水色ブルーで爽やかガーデンパーティがしたくなる
オーデコロンの香りに包まれて
半年ぶりのお出かけ(ミラノ脱出)へ♩

ちょっとだけ遠出。景色、自然、自転車…
悔しいけどいちいち感動するポー河の南を越えたあたりから
広がる丘陵地帯ここはオルトレポー・パヴェーゼと呼ばれる
ワインの産地としても知られている創意工夫を凝らした民家のエントランス

いまだ店内では食事ができない。
眺めのよいテラス席がある村のレストランを事前に予約アンティパスト。
自分の畑で育てた季節の野菜のマリネが最高!黒トリュフのソースをかけた
チーズニョッキ塩胡椒、小麦粉を振りかけて
フライパンで焼いた豚肉。
バルサミコ酢とはちみつソースをからめて召し上がれ

スタイルのある人。
街中でマーケティングリサーチをしていると
服が好きなおしゃれさんは結構見かける。
でもその一歩先、スタイルのある人に出会うことは稀だ

なんと言えばよいのか、そういう人は
服はもちろん素敵だけど、その人そのものが輝いている

スラッとしてるわけでもない、背が低い人もいる。
容姿が特別きれいとかでもない。
それなのに、服も含めてそのすべてがキラキラして見えるのだいつまでも印象に残る人。
写真にはおさめずスケッチメモをつける
—てろんてろんの(多分シルク素材)白ジャケットとタンクトップ。
水色デニムのパンツ(の裾をラフにおる)。
華奢なストラップぺたんこサンダル。
イッセイミヤケのトートバッグ—

スタイルのある人を観察すると、色々見えてくる。
—一つひとつのアイテムが上質で作りのよいもの。
大人のピュアを感じさせるたたずまい。
背すじをピンと伸ばして歩く姿もかっこいい—

ロックダウン中にジュエリーをテーマに撮影&取材をした。
かけがえのない今このときに出会えた人たちに感謝(^^)首もとは軽やかに輝くスワロフスキーを軸に、
プチネックレスとスネークチェーンでレイヤードハンサムなきれい色スーツに
女らしい華やかさを加えたコーデを披露

ファッションコンサルタントのヴァレンティナ

肌の露出が多い夏こそ映える両腕のバングル。
存在感のあるデザインを選べば
メリハリが生まれ腕が華奢にみえる

「スポーツリュクスが最近のマイブーム。
シルクのオーバーシャツにレザーパンツ、
そこへ大ぶりジュエリーを合わせます」歩くたびに見えかくれするターコイズネックレスや
モビールのように揺れるピアス。
優しいベージュ服にはこんなインパクトのあるジュエリーが似合う

自転車で颯爽とミラノの街を駆け抜けるシモーナ。
娘がくれたお守りのような存在のネックレスと数珠ブレス、
老舗ジュエラーにオーダーした大ぶりリングをデイリー使い

エルサ ペレッティが
ティファニーのために手がけたネックレス「好きな映画のヒロインを参考にコーデしてみました。
上質なジュエリーはシンプルに直球勝負!」アスぺジのストライプシャツを
エルメスのバッグとリンクさらにTIZIANA VIGANOのリングで
成熟した大人の手もとを演出

首もとは主役の1本を軸に表情の違うチェーンでレイヤード。
「ジュエリーへのときめきはおしゃれな母ゆずり」
と語るセットデザイナーのアンナ

その母から受け継いだのはブルガリのフープピアス。
ハイ&ローな重ねづけも彼女のルールだ

小柄なアンナが気を配るのはバランス。
耳もとで揺れるイザベル・マランのピアスは
片方ずつデザインの異なるペアミラノで人気のlil milanと
宝物の祖母のネックレスは、
長さを変えてダブル使い。
「あえてマスキュリンな装いで、
女っぽいジュエリーとのギャップを楽しみます
ビアンカ・ジャガーを参考にスタイリングしてみました」

ラフに1つ結びしたヘアに天然のマテリアルのピアス。
「エコな物づくりに関心があります。
唯一無二のたたずまいに惹かれて、
コーラルやバロックパールをジュエリーに仕立てました」赤い珊瑚にモダンな真珠の白い艶が加わることで、
パッと人目を引くデザインに。
耳もとからナチュラルで愛らしい雰囲気をアピール

ニットデザイナーのイラリアは幸せ感があふれる
ハートモチーフネックレスをチョイス

可愛くなりすぎないほどよいデザインは、
ボーイズライクな服に合わせるとどこかクールな印象に手もとはアンティークやエスニック、
おもちゃのようなアクセサリーと自由に重ねて遊ぶ

女優のデコルテを飾るのはCUSIのクロスチャーム。
著名人やミラノベーネ(上流階級)から愛される老舗ジュエラーの逸品だ「顔まわりが華やかになるジュエリーは、
自分に自信やパワーを与えてくれます」

そうそう、女優でひとつ思い出した…
あるベテラン女優さんが
老眼-rogan についてこんなことを呟いていた。
「見えないものは見なくてもいいもの。
年を取ったら、細かいことにとらわれていてはいけないのだ」