MILANO

うさぎぴょんぴょん、飛躍の年に!

あけましておめでとうございます🐰
みなさまにとって、さらなる飛躍の年になりますように! 

ずっとあたためてきたことを
ときどき忘れそうになっても、だめかなと思っても
また初心にもどって、何度でも挑戦していく自分になりたい

イベントが重なる12月。
毎年カレンダーが12月になるとミラノで開催される
ルドヴィコ・エイナウディのピアノコンサートいつものことながら
会場はほぼ満席舞台に設置された
VIP席は

クッションに寝そべる人
壁にもたれて長い脚をダラっとしている人
自分の好きな姿勢で
音楽を鑑賞できる♩

エイナウディの鍵盤さばきは見られないものの
音楽家の豊かな表情は始終楽しめる目をつぶって演奏を聴いていると
ドラマ、サスペンス、ミステリー、コメディー…

いろいろなジャンルの映画と
自分で勝手につくったイメージがつぎつぎに浮かんでくる

ピアノから奏でられる音は、静かに寄り添ってくれるときもあれば
しつこいくらいにグイグイ迫ってくることもブラボー、ブラボー
満場総立ち

ここは、
pelliniのショールーム

オーナー兼ジュエリーデザイナーの
ドナテラ・ペリーニさんにクリスマス&年末のごあいさつ彼女の好きなものに囲まれた空間で
しあわせのひとときを過ごす

と、洒落た会話の中で
話題になったのは、2022年12月に
堂々オープンしたばかりの新名所🌟サンタンドレア通りとコルソ・ヴェネツィア
どちらからも出入りができて、一歩中に入るとご覧の通りの
広い、広~いリュクスな空間「ミラノの中心にこんな隠れた場所があるなんて
長年暮らしている私でさえ知らなかったわ」と語るのは
生粋のミラネーゼ、ドナテラさん建築家ミケーレ・デ・ルッキが手がけた
旧大司教館神学校の外観新アドレスとして生まれたportraitは、フェラガモグループが運営する
ホテル(73室のうちスイートは20室)、スパ、レストラン&バールさらに、サルヴァトーレ・フェラガモの孫が展開する
モダンアクセサリーの店や、世界中のモードラバーが注目するANTONIAの
ラグジュアリー&ストリートスタイル・ストアセレクトされているブランドのなかには
日本人デザイナーの顔ぶれも桑田 さとしが手がけるセッチュウ

彼はセントラル・セント・マーチンズ卒業後、パリ、ニューヨークを経て
パンデミック中にミラノでブランドをスタートサヴィルロウで学んだテーラードをベースに
自分らしく崩して完成されたスポーティ&ドレッシーなコレクション折り紙や着物からヒントを得た折り目が特徴的なデザインに
こだわって一からつくるオリジナルの色と布地、
仕上げの丁寧な手縫いが独特の風合いをかもし出すややオーバーなサイズ感でクールに落とし込まれた
ユニセックスのジャケットやコートは
体に寄り添うようにやさしくフィット着ていても、ほとんど着てないような
感覚が新鮮!

次女あいかの15歳のお誕生日を
レストランWicky’sで祝う「(インテリアが) 日本にいるみたいで落ち着く」と喜ぶあいか

日本語が堪能なシェフのウイッキーさんが
腕を振るうフュージョン料理

1年のしめくくり
家族でショートトリップ。ひさしぶりに家族そろって
クリスマスから小旅行♩長女あり(モンテカルロにて)次女あいかと愛犬ノリ(サンレモにて)

音楽祭が毎年開催されるサンレモサンレモから
フランスの国境近くへ行く途中、「南仏に似ているね(夫のマルコ)」
きれいな海辺の町ボルディゲーラで休憩青い空に青い海、
ごつごつした岩場

海の男たちを守る・祈る教会床が一部、透明になっていて
ここが岩場の上に建っているのがよく理解できた旧市街には、あちらにもこちらにも猫、ネコ🐈
ミラノでは猫を外で見る機会が少ないせいか
気づけば写真を撮りまくり!このあたりでは標高がいちばん高い村
バイヤルド

1887年2月に起こった大地震のせいで
壊滅的なダメージを受けた教会時代は流れ、崩れたまま
村のシンボル的存在になっている

1960年代は7つのレストランがあり
村には活気があったそう現在の人口はたったの70人ほど

この小さな村に暮らす人々が
団らんするバール店内は
どこを切り取ってもKAWAII♡葉っぱとリスの壁紙
オーナーのセンスが好き!コーヒーも店内で販売している食材も
すべてBIO

村に1軒だけ残っていたお肉屋さんで購入した
コテキーノ(豚肉ソーセージ)レンズ豆といっしょに味わう
年越しメニュー手作りの
クリスマスリーフが素敵ストリートアート
フレスコ画が
ヨーロッパらしいさて、5日間を過ごした
アプリカーレの村について…

坂道を車で登り、その村の全体像が
目の前に飛び込んできたときには、あっと驚いた「宮崎駿の世界みたい(°_°)」
とつぶやいていた
道幅は狭く
夜の灯りもひかえめ
バイクのモデルからして
かなり古いであろう標識今回、宿泊したゲストハウスは洞窟の中
旧市街も中世の雰囲気が残る
毎朝・毎晩この広場の一角で、焚き火を見ながら
コーヒーを飲んだりワインで乾杯したり焚き火はこの地域の風習らしく
クリスマス時期から1月8日までつづく炎をずっと眺めていてもあきない

焚き火のまわりに老人が集まり
子供がおおさわぎで駆けまわり
犬が吠えているのに

自分が人間らしさをとりもどしたかのように
すごく落ち着くし安らぎをおぼえる本年もどうぞよろしくお願いいたします!
元旦