MILANO

日進月歩。

世界が注目するデザイナー。

この6月、LVMHプライズ2023
グランプリを受賞したSetchu今回からメンズカレンダーにチェンジしてはじめての
2024年春夏コレクションは、ショー形式ではなく、デザイナーとオーディエンス
の距離がもっと近くなるような工夫を凝らしたワークショップ

イベント会場は中心から少し離れた場所にある
ソッツァーニ財団 ルックブックの撮影中に制作したという
メイキングビデオさまざまなアレンジを楽しめるセッチュウの服。
よく考えこまれた着こなしのHow toをチェック!床でほとんどの作業をしてしまう、というデザイナーの桑田さん。
畳の上で、服をどのように美しく折りたたむかを実際にみせる場面も「これからは服をかけるハンガーや包みなど、
そういったディテールにまで気をくばりたい」とデザイナー今後の活躍がたのしみ!

イタリア生まれの炭酸水、サンペレグリノ。

イタリア北部のロンバルディア州、
イタリアンアルプスの麓にあるサンペレグリノ・テルメ
天然炭酸水で有名なサンペレグリノ。
この地の地下400メートルに湧き上がる炭酸泉から
直接ボトリング→世界中に供給しつづけているイタリア語のテルメ=温泉という意味で
スパ施設(2016年にオープン)が人気!サンペレグリノの温泉水を満喫できる
リュクスなスパ体験はいかが!?エントランスホールがある建物は、
かつてのカジノ
館内はアール・ヌーヴォー全盛期の
ほれぼれするデザイン♡

ブレンボ川が南北に流れる市内。川沿いを散歩すると、
カヌーの練習をする若者がいたり、丘にはロバの姿も!
ウェス・アンダーソンの映画に登場しそうな
築100年を超えるグランドホテル20世紀初頭に温泉湯治施設が誕生して以来、
サンペレグリノ・テルメにはホテルやカジノ、社交場などに
ヨーロッパの富裕層が集い繁栄した歴史がある

1979年に閉鎖されたものの、現在はオンライン事前予約で
歴史あるリバティ建築のホテル見学が可能に

ビールが美味しい季節、
乾杯!
本日のお目当てのひとつ、
ご当地ビールとハンバーガーで気分も上々!ミラノから車で小一時間かけて、温泉には入らず
「ビールを味わうために出かけた」と友人に話したら笑われたけど、

若手アーティストと過ごした日曜日。

この日は、女性カメラマン&アーティストの作品づくりに協力。
事前に「白い服を着てアトリエまで来てね~」と言われなぜ? と疑問に思いながらも彼女のリクエスト通りに
Tシャツ&ホワイトデニム、足もとまで白いシューズで参加なにかが生まれる空間はいつだって刺激的!
アーティストの頭の中におじゃまするみたいただそこにあるだけで美しいもの、
手をつけ出したばかりのもの、
未完成のもの
ビデオやカメラワークで表現するのが得意な
彼女からコンセプトを聞き、日本人の私は ”箸でスパゲッティ(フィルム)を食べる”
というシチュエーション

作品のキーとなるのはフィルム(映画)とフード(食べて消化する)!?
私のお皿には大好きな映画のタイトル『バベットの晩餐会』が。
この偶然に感謝!撮影スターーーート

ラストシーンの撮影は登場人物それぞれの胃の中をチェック!
すると、映画の名場面が…「あーーー、だから白い服か」

撮影終了。さて、これらを材料にアーティスト自身が
どのように調理してくれるのか、それは次回のお た の し み♩