ミラノの街角にて……
柔道着からインスピレーションを得たようなブラック×ホワイトの提案にドキッ! 柔道といえばアーティストのイヴ・クラインの展覧会がスタートしたばかり……
柄on柄のコーディネートで展覧会へGo!
キルトスカート×花柄タイツ×アニマル柄スニーカーで毒々しいくらいに。ゴールドのパッチワーク・トートバッグはジャマン・ピュエッシュ「HONU」
20世紀美術館で開催中の展覧会「Klein Fontana, Milano-Parigi, 1957-1962」
(会場) Museo del Novecento (会期) ~2015年 3月 15日まで www.museodelnovecento.org
クラインはモノクローム・ブルーで有名なフランスの芸術家
クラインは1952年に1年間ほど日本に滞在して柔道を研鑽していた”柔道家”というユニークな経歴も
一方、イタリアにおける20世紀のアート運動に、さまざまな影響を与えたルーチョ・フォンタ
エスカレーターで最上階へ
ネオンに魅了されたフォンタナと地面をキャンバスに見立てたクラインのブルーの作品
ドゥオモ聖堂を背景に、ふたりの対比する作品を見ながら、この場所にずっといたい衝動に駆られる
クラインの初期作品
同展覧会がユニークなのは、常設展示室をくぐり抜けながら……
クラインやフォンタナと同時代に生きたアーティストの作品を鑑賞したり…….
モダン&ポップアートも体験しながら…….90点あまりの作品と、当時の貴重な写真や資料を通して、ふたりの友情、そしてアーティストとしての活動を明らかにしているから
クラインのボディペインティングによる絵画
モノクローム・ブルーによるクラインの代表作「Victoire de Samothrace」
カンヴァスにナイフで切り込みを入れたフォンタナ晩年の「空間概念」作品
イヴ・クラインとルーチョ・フォンタナ。ふたりの出会いは1957年、ミラノで初個展を開いた若きクラインのモノクローム絵画を、フォンタナが購入したときから…….
独自のスタイルを確立したふたりの作品が、ものすごいインパクトでこちらに迫ってきて創造力が膨らむエキシビション。ミラノにいらっしゃる方は、どうぞお見逃しなく!